大阪府教育委員会幹部汚職糾弾訴訟

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zoom RSS 成山治彦 大阪府教育監、島善信 市町村教育室長に対する告発状

<<   作成日時 : 2007/03/27 02:21   >>

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       告  発  状 
                         平成19年3月27日
大阪地方検察庁
検事正 佐藤信昭 殿     
                
       告 発 人 代 理 人 
                 弁護士  松  本  藤  一
                  
                 弁護士  コ  永 信 一
               
                
  〒580-0022  大阪府松原市河合2丁目6番6号
              告 発 人      南   木   隆   治
 
 〒583-0096  大阪府南河内郡太子町聖和台1丁目4番13号
              告 発 人 南   口   龍   一

  〒541-0041  大阪市中央区北浜2丁目3番6号 北浜山本ビル3階
          告発人代理人弁護士  松   本   藤   一

  〒530-0054  大阪市北区南森町1丁目3番27号 南森町丸井ビル6階
         (送達先)徳永総合法律事務所
    電話 06−6364−2715 FAX 06−6364−2716
     告発人代理人 弁護士  コ  永 信 一 
         
  〒541-0041  大阪市中央区大手前2丁目1番22号
         大阪府教育委員会事務局内
               被告発人    成   山   治   彦
〒541-0041  大阪市中央区大手前2丁目1番22号
         大阪府教育委員会事務局内
    被告発人 島      善   信


   
    
第1 告発の趣旨
各被告発人の下記各行為は、刑法197条1項前段の収賄罪に該当すると考えられるので、被告発人らに対する厳重な処罰を求める。

第2 告発事実
1 被告発人成山治彦は、平成15年4月に大阪府教育委員会の教育振興室長に就任し、平成17年4月に教育監に就任し、大阪府の教育公務員の採用、適切な義務教育及び私学運営の指導等、大阪府の教育行政全般にわたって広範な職務権限を持つものでありながら、私立上宮学園などを経営する学校法人上宮学園の理事長だった小林昭五から、それが教育公務員の採用や学校法人の運営につき便宜を図ってもらう趣旨であることを知りながら、平成15年5月及び平成16年1月に料亭での高額の飲食及びホテルでのカラオケの饗応接待及び平成15年4月に仕立券付ワイシャツ、平成17年4月にカフスボタン・ネクタイピンセットの贈答による賄賂を収受し、もって刑法197条1項前段の収賄を犯したものである。
2 被告発人島善信は、平成14年4月から大阪府教育委員会の小中学校課長等を歴任し、平成17年4月から市町村教育室長に就任し、大阪府下の小中学校の教育内容や学校運営、教師の教育指導等の広範な職務権限を持つものでありながら、私立上宮学園などを経営する学校法人上宮学園の理事長だった小林昭五から、それが教育公務員の採用や学校法人の運営につき便宜を図ってもらう趣旨であることを知りながら、平成14年5月の料亭での飲食及びホテルのカラオケ、平成15年5月の料亭での飲食、平成16年1月の料亭での飲食、同年9月のホテルでの昼食による饗応接待並びに平成16年4月のカフスボタン、平成17年4月のカフスボタンの就任祝の贈答による賄賂を収受し、平成16年4月もって刑法197条1項前段の収賄を犯したものである。

第3 告発に至る事情  
1 当事者  
被告発人成山は、現在大阪府教育委員会の教育監であり、被告発人島は、同委員会の市町村教育室の室長である。  
  告発人南木隆治は、大阪府立盲学校の社会科教諭であり、告発人南口は大阪府立阿倍野高校の英語教諭であり、いずれも告発人が統括していた大阪府の教育行政に服すものである。  
2 上宮学園贈収賄事件
  平成18年2月11日、大阪府警捜査二課は平成16年度の大阪府立高校非常勤講師採用をめぐって便宜を図った見返りに仕立券付高級スーツ服地を受け取ったとして、元大阪府教育委員会教育監で近畿大学教授だった和佐真宏を収賄容疑で、私立上宮高校などを経営する大阪市天王寺区の学校法人「上宮学園」の元理事長、小林昭五を贈賄容疑でそれぞれ逮捕したが(甲1)、小林容疑者の供述などにより、大阪府教育委員会幹部に対する飲食接待を行い、私学を指導・監督する府知事部局の私学課職員らに対しても、退職の際にネクタイやネクタイピンなどの選別を渡すなどの贈り物攻勢をしていたことが分かり、幹部から一般職員まで癒着と汚職が広がっていたことが浮かびあがった(甲2)。
3 懲戒処分
大阪府知事は、こうした汚職事件を受け、大阪府教育委員会は調査委員会を設置し、上宮学園関係者との飲食や贈答品、その他接待の有無について調査し、調査対象947名のうち、職員17名が飲食や贈答品等の接待を受けており、被告発人らも告発事実に記載した飲食等の接待を受けたことが判明し(甲4)、この事実に基づき、大阪及び大阪府教育委員会は38人の職員に減給や戒告、文書訓告などの懲戒処分を下したが(甲3)、被告発人らが受けた処分は、被告発人成山が1カ月間の減給10分の1、被告発人島が戒告という軽いものであった。 
4 処分の不当性 
  大阪府教育委員会は毎年12月末に、府下の全職員に周知徹底するべき通達として、大阪教育長名で全府立学校長に配布していた文書には、「教職員に周知徹底させる事項」として「保護者及び学校に利害関係のある業者等からの金品の贈答、会食及び遊技等の接待は、いかなる名目においても絶対に受けないこと」という記載がある(甲6)。
  およそ公務員がその職務に関する業者から金品・接待を受けることは、厳しく戒められるべきであるが、とりわけ児童の教育にかかわる教育行政は、教育基本法においてもその公正と中立が強く求められていることに照らし、厳正な姿勢が求められ、それが前記通達に反映されていると解されるところ、児童の模範となるべき教職員を指導監督する教育行政の幹部を務めていた被告発人らは、教育長が発した通達に違背して、利害関係のある業者から高額な贈答品や料亭での接待饗応等を受けていたということは、教育行政の中立・公正に対する大阪府民の信頼を著しく失墜させるものであったが、被告発人らに対する処分の軽微さは、その癒着の根元にある倫理観の低下の著しさを改めて浮き彫りにした。
5 告発人らは、平成18年6月14日、大阪府監査委員会に対し、大阪府知事が被告発人成山及び教育長だった竹内脩に対して交付した給与の返還を求める勧告を行うよう住民監査請求を行い、その却下を受け、平成18年7月28日、大阪地方裁判所に同趣旨の住民訴訟を提起し、現在第7民事部合議2B係に継続審理中である。
6 大阪地方裁判所は、小林昭五から仕立券付き紳士服地1着分の供与を受けた和佐真宏元教育監に対し、平成18年8月25日、懲役1年執行猶予5年の有罪判決を下しており(甲5)、告発人らは、被告発人の前記住民訴訟の帰趨如何によらず、和佐教育監と同じく教育感教育長の立場にあり、教育行政の公正に対する信頼を揺るがした点では、遥かに責任の重い被告発人が収賄の刑事責任を問われないことは社会の正義と公正に悖るものと考えており、その刑事訴追を求めて本告発に及ぶ次第である。 

証 拠 資 料  

甲1  産経新聞記事(平成18年2月12日)
甲2  産経新聞記事(平成18年2月15日)
甲3  大阪府教育委員会臨時会議議事録
甲4  「上宮学園関係者との飲食・贈答関係調査」
  甲5  判決
  甲6  通達「教職員の綱紀の保持について」
甲7  陳述書(告発人南口)
  甲8  陳述書(告発人南木)
  
            添 付 資 料

  1 甲号証(写し)       各1通
  2 告訴委任状          2通
以上
  

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