大阪府教育委員会幹部汚職糾弾訴訟

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zoom RSS 大阪府教育委員会幹部汚職糾弾訴訟一審判決速報

<<   作成日時 : 2007/05/23 07:48   >>

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大阪府教育委員会幹部汚職糾弾訴訟一審判決速報 

主文で敗訴、中身で逆転のすばらしい判決。裁判官諸氏に感謝。
 昨日5月22日 大阪地裁第806号法廷において13時15分(大阪府教育委員会幹部汚職糾弾訴訟)判決があり、判決主文は予測されたとおり「原告らの請求をいずれも棄却する」との敗訴であったが、実は「事実及び理由」の中身で逆転のすばらしい判決だった。
 そもそも我々が行った住民監査請求は中身を審査していただけず、却下されたのであったが、判決では、そのことによって当裁判を起こした我々原告の行為を完全に適法な行為と認め(よって我々の訴えを却下せず)、非常に丁寧な審理に入って、しかしながら結果において、教育長や、教育監への処分の程度は、示されている情報内で判断すれば、違法とは言えないと言うものであった。竹内教育長や、成山教育監の行為は「教育行政のトップの地位にある者の行為として、府民の不審や疑惑を招く不適切なものであったことは明らか」と判決文の中でも断罪されており、さらに、判決では接待等の費用負担の時期が(実際はあとから事が発覚してから返却したものを)いつ負担したのかには触れずに、「その際」「一部を負担している」という表現になっており、控訴審で事実関係を明らかにすれば、判断が大きく変わる事が明白な材料を、あらかじめ判決に含めてくれているのである。我々原告から見ればすばらしい判決である。つまり、実際はあとから返却した負担金を、判決だけ読めば、その場で負担したと裁判官が事実誤認されているのではないかと思えるような判決書きをわざとしてくださったのではないかと思えるのである。
 既にホームページで掲げている通り、負担金はあとから、教育委員会関係者は約210万円、私学課関係者は約170万円、まとめて上宮学園に返却しており、その領収書がある。よって、その場で負担したのはなく、収賄罪が成立していたことは明白なのである。 裁判官諸氏は2審で頑張ってくださいとの、明らかなメッセージを我々原告に示してくださった。
 廣谷章雄裁判長、森鍵一裁判官、棚井啓裁判官のご判断に感謝したい。
 我々は既に刑事告訴もしており、1審で不十分だった事実関係の追求を2審では徹底して進めたい。そう言うわけで我々はただちに控訴する事にした。
 判決後の記者会見では、多くのカメラが入り、記者席も満席で、私と、南口先生を挟むかたちで、徳永弁護士、松本弁護士が座り、弁護士も、私たちも相当たくさんしゃべった。
 原告敗訴ではニュース的にはあまりおもしろくないだろうと我々は思っていたのだが、マスコミ各社の関心の高さが逆に分かって、我々の方が驚いたくらいであった。
 また、当日は40席の中法廷が満席になるほど多くの支援者が傍聴に来てくださり、記者会見までの間、今後の方針等について、控え室で報告会を兼ねて、弁護士を交え、熱心に相談をする事ができた。
 応援に駆けつけてくださった皆様。まことにありがとうございました。
 記者会見用に準備した原稿をこの続きに貼り付けておきます。
 また、ホームページに判決の全文を追って掲示いたします。
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平成19年5月22日
原告 南木 隆治
原告 南口 龍一

記者会見にあたって。
 
本日敗訴しましたがが、控訴するに当たり、裁判官諸氏、及びマスコミの皆さんに次のことを訴え、私どもの訴えへの持続的なご協力、ご支援を得たいと願っています。

 すでに懲役1年、執行猶予5年の判決を受けた前教育監である和佐氏は、今、すでに受け取った退職金 約3300万円の返還請求を府から受けていると聞いています。また、彼は就職していた大学教授の職も失い、実質上、その生涯で築き上げた全ての名誉を失いました。

 これに対し、竹内教育長は 減給10分の1を3ヶ月 、成山教育監は 同じく減給10分の1をわずか1ヶ月の処分で済ませただけであり、今回の判決はそれを結果的に正当と見なすものになってしまっています。 
 私どもはこれを著しく社会正義に反していると思います。
 和佐氏が上宮学園理事長から頼まれた時間講師の斡旋というような事は、特に贈賄などしなくとも、日常的に校長職や、教育委員会の幹部職員であれば、頼まれたり、斡旋し合ったりしている事柄にすぎません。和佐氏が懲役1年であり、かつ、全ての名誉の喪失であるに対し、全く同質の賄賂を受け、さらに教育監を管理監督すべき立場であった教育長は、どうだったでしょうか。また同じ職である成山教育監はどうだったでしょうか。
 彼らは退職金を満額受け取り、竹内教育長は「中小企業保証協会」の理事長にこの5月29日より就任する事が決まっています。。
 また、和佐前教育監と同等の収賄を犯した成山教育監は、それが単純収賄であるというだけで、今のところ立件もされず、退職金を満額受け取り、さらにこの4月より立命館大学大学教授に就任しています。
 これは先日刑事告訴の対象として追加した、同じく汚職を犯した市町村教育室長であった島善信氏も同じで、彼も4月より大阪教育大学大学教授に就任しています。
 和佐氏への社会的制裁は当然であるとしても、そうであるならば、どうして竹内教育長や、成山教育監がほとんど何の傷も負わずにいられるのか、同じ教育公務員として首を傾げざるを得ません。
 私どもはすでに刑事告訴をしていますので、警察に一刻も早く捜査を始めていただき、すでに告訴し、また今後状況次第では告訴するであろう府教委幹部の方々が、同じ過ちを繰り返すことがないよう、また過ちを繰り返してきた人々が最高幹部に上り詰める事が決して無いように、今後も活動を続けたいと思います。
 幸いにして、新教育長や、新教育監は汚職とは関係のない方々が就任され、人脈的にも今後、この方々がリーダーシップを発揮されれば、大阪府教育行政の汚職、腐敗体質からの脱却も可能かも知れないと期待ができます。もし、我々が裁判を起こさなかったとして、そして刑事告訴をしなかったとしたら、大阪府教育委員会の幹部人事はこの4月から全く違ったものになっていたと私たちは確信しています。その状況的証拠も持っています。
 よって、この裁判は今後も継続し、我々二人は微力ながら教育公務員としての責務を果たしたいと思っています。マスコミの皆様にはくれぐれもご支援の報道を御願いしたいと思います。以上。 

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